絵を描くということ

絵を描くということ

あなたが丸だと思っていたものが、丸くなかったら。
黄色だと思っていたものが、黄色でなかったとしたら。
そんな不思議な光景が広がるのが、絵の世界です。

絵の具でも、色鉛筆でも、パソコンに入っているお絵かきソフトでもかまいません。
それを使って、目の前にあるものを描いてみましょう。


例えば、あなたが愛用しているコップを描きます。

線を引いてみます。なんだか似ても似つかぬ、違ったものが出来上がります。
色を置いてみます。よく知っているはずのコップなのに、自分が作った色はまるで違う色。

長年慣れ親しんだコップを描くのですら、この有様です。
今まで見ていたものは一体なんだったのでしょうか。
直線は本当に直線なのか?赤は本当に赤なのか?曲線とは?青とは?光とは?

こうなると、目に見える全てが今までと違う姿を見せ始めます。
あなたも絵の世界に足を踏み入れてみませんか。

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