会社のホームページはあった方が良い気がするけど、どんな効果があるかよく知らない。
昔作ったホームページがあるがあまり見られていない……
作るにしても、どこに頼んだら良い?自分で作れる?
本記事では、そんなお悩みの解決策をお答えします。
会社がホームページを持つメリットとは?
ホームページは、会社や店舗の「顔」として機能します。わかりやすく親切なホームページなら、その会社はわかりやすく親切だろう。論理的で専門的なホームページなら、その会社は専門性が高く論理的な助言をしてくれるだろう。というように、ホームページを見た人は、実際の企業やサービスを創造します。
旭川のような地域でも、デジタル化が進む中でホームページの重要性が高まっていますし、Webに力を入れる企業が少ないため、比較的容易に差別化が可能です。
1. ホームページで認知度アップ
ホームページ単体での認知度アップ効果は、近年ではGoogleマップ隆盛でやや落ちているとはいえ、まだまだ健在です。
- 検索エンジン対策(SEO):北海道や旭川のキーワードを入れることで、地元の顧客に見つけてもらいやすくします。日本全国を相手にSEO対策を行うと難易度がかなり上がってしまいますが、ローカルでSEO上位表示は比較的容易です。
- SNS連携:FacebookやInstagramとリンクすることで、情報発信の幅を広げることが可能です。SNSでフォローして貰えば、企業からの発信が自動でお客さんの目に入るようになります。お客さんに忘れられない対策となるとともに、新商品やキャンペーンの案内を流すことで魅力的な店舗作り・再来店をうながせます。
2. 信頼性の向上
全く情報がない企業は、本当に存在しているのか、いま営業しているのか、スタッフはどんな人かと、様々な不安を抱かせてしまいます。情報掲載とデザインで信頼性向上が見込めます。
また、実績や口コミを掲載することで、顧客はそれ以前に利用した人々の声から、サービスを事前に疑似体験できるようになります。
- 会社情報の発信:所在地、連絡先、事業内容を明確に掲載することで信頼感を高めます。
- 実績や口コミの掲載:顧客の声や導入事例を公開することで、安心して依頼できる企業として認識されます。
3. 集客や売上の向上
特に商品サービスが高価な場合、SNSやGoogleマップ上の少ない情報量では決め手に欠けます。大きな情報量を掲載できるホームページを見てはじめて、購入や問い合わせを決められるのです。
また、競合対策やブランディングにもなるのがホームページです。顧客はホームページをみて、自身に合う商品サービスを比較検討します。競合の情報量が少なければ、単純に自社への依頼が来やすくなります。きちんと自社の得意とするサービスを記載することで、望む顧客層の割合が上がっていきます。
また、重要なのが営業時間外もホームページは稼働している点です。
- お問い合わせフォームや予約システム
これらを設置することで、顧客が時間外にも簡単にアクションを起こせるようになります。
昔作ったホームページが機能していない理由
旭川の企業でも「昔作ったけど使い物にならない」というホームページが多く見受けられます。その主な原因を以下に挙げます。
1. デザインが古い・スマホ対応していない
現在はスマホ対応(レスポンシブデザイン)が必須です。10年以上前に作られたホームページの場合、スマホに対応しているか、まずは確認してみてください。
toCのビジネスの場合、スマホでの閲覧率は約8割です。スマホ対応していないサイトは見にくく離脱につながりますし、ボタンが小さくて見逃されるなどして、機会損失になってしまいます。
さらに、SEOの観点でも、スマホ対応している方がGoogleの評価が高く、上位表示されやすくなります。
2. 情報が更新されていない
最新情報が掲載されていないホームページは、訪問者にとって役立つものではありません。定期的な更新が重要です。
情報があまりにも古いと、この企業は営業しているのだろうか?といらぬ心配をさせてしまいます。
また、ホームページを作った時と現在では、事業内容や対象顧客層が少し変わっていませんか?ホームページがそのままだと、現在推進したいビジネスとは別の顧客が来てしまったりといった問題も発生します。
3. SEO対策またはその他の集客施策がされていない
検索エンジンで上位表示されなければ、そもそもホームページを見てもらえません。キーワードを意識したコンテンツ作成が必要です。
SEOを狙わない場合は、チラシにQRコードを掲載したり、SNSで認知を広める・Googleマップ対策(MEO対策)を行うなどの施策が必要です。
逆に、SNSやMEOなどで確実に認知が広まっているにも関わらず、お問い合わせや来店につながっていないのであれば、ホームページ内のコンテンツや導線に問題があるといえます。
ホームページ制作の選択肢
ホームページは自作もできる時代ではありますが、かたちだけできて成果につながらないといったケースが見られます。一方で外注するとコストがかかる…悩みますよね。
ホームページ制作に時間を取られるあまり本業で稼げなかったのでは本末転倒となりますので、制作時間を時給換算したり、本業の収益性やご自身のWebスキルを鑑みて、どうするか決めるとよいでしょう。
1. 制作会社やフリーランスに依頼する
プロの手による制作は、見た目や機能・セキュリティが充実します。また、ホームページ制作に時間を割かれることが少ないので、本業に集中できます。
- 外注のメリット:デザイン性が高い、SEO対策が充実、事業者が本業に集中できる
- 外注のデメリット:費用がかかる
フリーランスに依頼すると、下記のメリット・デメリットがあります。
小規模〜中規模企業の経営者様には、フリーランスへの依頼をおすすめしています。
- フリーランスに依頼するメリット:柔軟な対応、比較的リーズナブル
- フリーランスに依頼するデメリット:スキルや対応力が高いところもあれば低いところもあり、見極めが必要
※中規模〜大規模企業には、制作メンバーが多数在籍する制作会社への依頼をお勧めしていますが、本記事は中小事業者様向けのため割愛させていただきます。
ホームページ制作後のメンテナンス
さらに、ホームページ制作後に維持費を払ってメンテナンスしてもらう場合と、制作は作りきりで自身でメンテナンスを行う場合の2通りがあります。これに関しては、制作会社によってもともとプランに組み込まれていることがほとんどですので、最初の制作時に確認しておきましょう。ただし一般的には下記が言えます。
ご自身にWebのスキルが十分にあり、WordPressであればWordPress本体やプラグインの更新、あるいはサーバー・ドメインのメンテナンスができるのであれば、運用は内製で良いと考えられます。
一方で、Webのスキルを学ぶ選択はしない場合や時間をかけたくない場合は、運用も外注すると良いでしょう。
マーケティングを自身で行えるかを精査
ホームページ制作会社・フリーランスの業務内容もそれぞれ異なります。
一般的な「ホームページ制作会社」はマーケティング機能を持たないことがあります。その場合は事業者様自身でマーケティング設計を行い、ホームページ制作会社に指示をする必要があります。
マーケティングも任せたい場合は、マーケティング機能を持つホームページ制作会社に依頼するか、ホームページ制作会社とは別にマーケティング会社ともやりとりを行います。
2. ホームページを自分で作る
コストを抑えるために、ホームページを自作する方法もあります。無料または低価格で使えるサービスが多数ありますが、制作にあたって知識が必要であったり、制作時間を取られるといったデメリットがあります。
- 自作のメリット:低コストで作成可能
- 自作のデメリット:デザインやSEOに限界がある、制作時間を取られ本業に支障がでがち
「デザイン」とひとくちにいっても、見た目の綺麗さだけでなく、ユーザーの使いやすさやビジネスへコミット(来店や問い合わせにつながるか)するように設計できるかといった点も含まれます。
各種サービスで手軽にテンプレートを手に入れられますが、上記の視点も必要となります。
まとめ:北海道旭川でホームページを作るなら
自作・フリーランスに依頼・制作会社に依頼の3パターンを表にまとめました。
自作 | ホームページ制作事業者(フリーランス) | ホームページ制作会社(法人) | |
---|---|---|---|
価格 | 〜数万円 | 10万円〜200万円 | 100万円〜数千万円 |
対象 | 中小事業者 | 中小事業者 | 中〜大会社 |
かかる時間 | 規模により数百時間 | 打ち合わせ等 5時間〜 | 打ち合わせ等 10時間〜 |
デザイン | 自身で行う | ◯ | ◯ |
SEO | 自身で行う | ◯ | ◯ |
セキュリティ | 自身で行う | ◯ | ◯ |
マーケティング | 自身で行う | 会社による | 会社による |
制作後のメンテナンス | 自身で行う | 内製または外注 | 外注 |
北海道旭川の企業がホームページを有効活用するためには、時代に合ったデザインと機能が不可欠です。もし現在のホームページが古い、またはない場合は、ぜひこの機会に見直してみてください。
見つけてもらえるホームページを目指し、Webマーケティングの力を活用してビジネスを成長させましょう!