フィジー食レポ:フルーツ編

コロナの影響でフィジーに閉じ込められた岩間創作室による食レポです。

知人にフィジーで食べたものの話をしたところ、いいぞもっとやれと言われたので、まとめて書くことにしました。

 

ただでさえ謎な食べ物たちですが、食べ物の名前を聞いてもフィジー語だったりヒンディー語だったり、名前長なかったり、自分が覚えていなかったりで結局謎は深まるばかり(フルーツはわりとましですが)。

そんな感じですが、どうぞお付き合いください。

マーケットで激安なフルーツたち

日本と違ってスーパーには野菜果物があまり置かれていませんので、フルーツを買いたいならマーケットに行ってください。

大抵どこの町でも、マーケットはバスターミナルの横にあります。

街を歩いていても、そこらへんにマンゴーやバナナがなっていたりします。食べていいかは知りません。フィジーでフルーツが安いのはこういった事情もあるのかも。

メロン

フィジーにもメロンがあるんだね!
最初はなんなのかわからないまま、マーケットの人が「これはフルーツだ」というので買ってきた瓜。香りでメロンと気づきました。甘い香りがします。

こんなに甘い香りがするのに、味はあまり甘くありませんでした。悲しかったです。
ちょっとでんぷん質で、もしかすると調理した方が良かったのかもしれません。

ココナツ(ココヤシ)

ココナツ
COCONUT

学名:Cocos nucifera
ヤシ目ヤシ科ココヤシ属

街路樹にも使われているココヤシ。人の頭ほどもあるヤシの実が、はるか高くに鈴なりになっています。落ちてきたら絶対危ないのに、どうして街路樹にしているのでしょうか。疑問は尽きません。

ところでこれは野菜なのでしょうか。果物なのでしょうか。
1年草ではなく木だし、フルーツでいいだろう、という解釈をしてこのページに放り込みました。

まだ若い緑色のココナツと、成熟した茶色いココナツが売られています。いずれも1個 $1-2≒¥50-100 くらいです。

緑色はココナツジュース用。マーケットのほか、道端でも売っていることがあります。鉈のようなもので一端を切り落として穴を開け、ストローを突っ込んで売ってくれます。成熟具合か木の生えている場所なのか、ココナツによって少々味が違います。基本的にはほのか〜な甘み。特別美味しい!というものでもないですが、電解質を豊富に含んでいるので、汗をかきがちな熱帯の地には欠かせないものなのかもしれません。

緑色のココナツは、成熟するとオレンジがかった茶色になります。繊維状の厚い皮をむくと、種子が出てきます。ボーリングボールの指を入れる部分のような3つの●があり、ここから発芽します。
成熟したココナツは胚乳を利用します。手に乗せて重い包丁の背で叩くと、一直線にヒビが入っていき、真っ二つに割ることができます。中からココナツジュースが出てくるので、タライを下に用意しておいてください。胚乳は専用の削り機で削り取ります。わりとめんどくさい作業です。日本で手に入るかは知りません(現地のとはだいぶ違うもののありました、さすがアマゾンさん https://amzn.to/3dBJm3y)。削り終わったら、先ほどのココナツジュースと混ぜ、お湯を足してこねるとココナツミルクが取れます。

ココナツは、フィジー人に野菜や魚の調理法を聞くと、ほぼ100%「ココナツミルクで煮ろ」といわれるほど、重要な食べ物です。(インド人に聞くと100%「カレー」です。それ以外聞いたことがありません。)

ココナツミルク缶も売っていますが、フレッシュココナツはやはり味が違います。ぜひ試してもらいたいですね。日本で試せるのでしょうか。

ちなみに海に行くとたまに浮いています。
ココヤシはこうして分布を広げているんだそうです。

バンレイシ(釈迦頭)

学名:Annona squamosa
モクレン目バンレイシ科バンレイシ属

釈迦頭の名がある通り、お釈迦様の頭のようなボコボコした形態をしています。このボコボコは熟れてくると指で1つずつ取り外すことができますが、未熟だと取れません。熟れると甘い香りがしてくるほか、取ろうとしても取れなかったあのボコボコが、突如崩壊してバラバラになるので気をつけましょう。

中身は白っぽい色、くさび状にむしり取ることができます。ねっとりとした身は激甘です。鼻が痛いくらい甘いです。

 

5個でおよそ$3ほどだったと思います。
執筆現在、$1≒¥50 なので、150円くらいですね。安〜い。

日本でも通販で買うことができるようですが、5-6,000円する模様。種多くて食べるところ少ないんだけど…そんなに食べたいなら熱帯の国に来て、たらふく食べたらいいよ。

 

グァバ

学名:Psidium guajava
フトモモ目フトモモ科バンジロウ属

これは一山10個くらいで $2≒¥100 ほど。安いのはいいけど食べきれないよ。

外が黄色くて中身がピンクのタイプが多いです。皮も中身も種も全部食べられますが、種はちょっとうざいです。中にアリや蛆が入っていることがあるので気をつけてください。一度切って中を確認する、傷んだところは除去することをお勧めします。アリも蛆もごくごく小さいので、鈍感な人は気づかないと思います。まるかじりでいいです。

ミカン

名前を売っている人に聞いてみたのですが、聞き取れませんでした。フィジー語だったのかな。
見た目は青い部分が多いミカン、サイズも温州みかんサイズです。5-6個で $3≒¥150 だったので、フルーツの中ではちょっと高めですね。同じ値段でグァバが倍以上買えます。

味は酸っぱいが優勢のみかんでした。あまり甘くはないですが、悪くはない感じ。種が時々入っているのと、薄皮が固いものがあるので、次にマーケットで$3使う時は別のフルーツにしようと思います。

巨大ミカン

直径20cmはあろうかというミカン。名前は忘れました。

分厚い皮の中からオレンジの身が出てきます。もそもそしています。酸っぱさも甘さもあまり感じません。ポジティブに言うと、サラダに合いそうなミカンです。

パイナップル

学名:Ananas comosus
イネ目パイナップル科アナナス属

みんな知ってておもしろくない…パイナップルです。
甘いです。ハズレがないです。美味しいです。以上です。

マーケットでは皮をむかれてすぐ食べられる状態でも売っています。謎の真っ赤なスパイス(?)がかかっているものもあります。衛生面が怖めでチャレンジしていないので、食べた人教えてください。

パイナップルも3~5個の山で売っていることが多いですが、だいたい1-2日で痛むので、大家族のご家庭を除いて1個ずつ買った方が良いと思います。1個だったら$2≒¥100 くらいで買えるかな。

日本でふつうに売っているものより甘くて美味しいです。とはいえ誰でも食べたことはありますよね。新しいものに挑戦するのが怖い人、臆病者を自負する人には、ぜひ最初に食べてみてほしいフルーツです。

*よく見ると2種類あるようで、皮が比較的平坦でツルツルしたものは中身が白っぽく優しい味がします。皮がゴツゴツした方が一般的で、こちらは中身黄色で強烈な甘さ。

バナナ(ふつうの)

学名:Musa acuminata
ショウガ目バショウ科バショウ属
*バナナはバナナでも、複数種あるらしい。これじゃないかも。教えて植物の人。

日本で見るのと変わらない見た目のバナナです。味もさほど変わらないと思います。大抵の場合、房で売っており、バラされたものが山になって売られていることもあります。本数によって $2-5≒¥100-250 くらい。

バナナ(小ぶり)

これもたまに日本で見るかもしれないですね。小さいバナナです。棒状というよりも、短く上下がすぼまってラグビーボール状というか菱形というか、そんな形態をしています。こちらも甘くて美味しいですが、特筆することはないという感じです。

バナナ(巨大、双子バナナとも)

でかいです。直径6cmくらいあるかな。「双子バナナ」と呼ばれていて中身が2つ入っているという噂を聞いたのですが、1つでした。嘘つきなのか、似たバナナで本当に双子の品種があるのかどうかは謎のままです。

味は酸っぱめ。かなり熟れても若いバナナのような味です。熟れるのを見極めるのが難しいバナナでもあります。皮が黄色くなったものを食べたら酸っぱいを通り越して渋い、真っ黒でもう腐っているのではという状態でちょうど良かったり…

こちらも山で売っています(そんなにいらん)。値段はお高めの $5-10≒¥250-500。頼んだら1本 $2 くらいで売ってくれるかも。

謎バナナA(調理用)

実はまだ生の状態で見たことがないんですよね、調理済みしか買ったことがありません。買った時は皮をむかれてラップに包まれていました。おそらく蒸したか皮ごと煮るかしたのだと思います。2本で $2≒¥100 だったかな。

味の感想は…「これは芋」
なぜ君はバナナの格好をしているんだ、芋だろ、というのが感想ですね。

謎バナナB(調理用)

大きさが違ったので、おそらく謎バナナAとは別品種(別種?)だと思われます。こちらの方が大きいです。

茹でたものをいただきました。熟れ方なのか、いくらかバナナ感のあるものと、芋でしかないものがありました。

これはいただきものなので、値段不明です。
ホームステイした時にいただきました。バナナがついた巨大な房というか、茎ごとコンロの下のスペースに置かれていたのが印象的です。

ブレッドフルーツ(パンノキ)

学名:Artocarpus altilis
イラクサ目クワ科パンノキ属

フルーツ感もパン感も微塵も感じさせない芋です。
文章がおかしいですが、これはフルーツです。

レストランで頼んだ揚げブレッドフルーツが余ったので、持って帰って大学芋にしました。矛盾しか感じませんでしたが、おいしかったです。

デーツ(ナツメヤシ)

学名:Phoenix dactylifera
ヤシ目ヤシ科ナツメヤシ属

フルーツなのかよくわかりません。とりあえずナツメヤシの実です。これは生鮮品が置いてあるわけではなく、ドライフルーツです。輸入品です。スーパーに行ってください。$2-5 ≒ ¥100-250 です。

イスラム教徒にとってデーツは重要な食べ物だそうです。
フィジーにはイスラム教の人が5%ほどいます。

種が入ったもの、除去されたものなど何種類か売っています。ドライフルーツらしい甘さ。おやつにちょうど良いです。

オレンジ

ニュージーランドからの輸入品で、スーパーでもマーケットでも買えます。これは外れなく美味しいです。

リンゴ

これも輸入品。日本のものよりだいぶ小ぶりです。味は良いです。長野県を出てからスーパーのりんごが不味くて食べられなかった長野県民が食べられるくらいのおいしさです。柔らかい系のリンゴやぼけリンゴ派の方は好きじゃないかも…

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