こんにちは、北海道旭川でWeb制作・Webマーケティングによる集客採用支援を行なっている岩間創作室です。2025年5月に中小企業診断士登録となりました。
診断士資格をとった理由の一つに、これまでのWeb制作やマーケティングと相乗効果が望める・相性が良いと判断した、というものがあります。今回はこれについて詳しく書いていきたいと思います。
なぜホームページ制作に中小企業診断士の知識が役立つのか
ホームページ制作というと、「デザインがきれいかどうか」「SEOで検索に強いかどうか」といった技術面に注目されがちです。もちろんこれらは重要ですが、実際に成果を出すためには経営全体の戦略と結びついているかどうかが大きなポイントになります。
なにしろホームページ自体、売り上げを伸ばしたい・採用に活用したい、など経営と密接に関係するものです。目標設定が誤っていたら、どんなにきれいなデザインでも、SEOが強くても、得たい結果にはなりません。
そこで役立つのが、中小企業診断士の知識や視点です。単なる見た目や流行を追うだけではなく、会社の経営戦略やマーケティング計画に基づいてホームページを設計することで、集客や採用、ブランディングにつながる強力なツールになります。
また、岩間創作室は顧客の多くが地方の個人事業主〜中小企業様であるため、背景知識としてこの資格取得にあたり学んだことは大いに生きていると感じています。
経営戦略とホームページは表裏一体
多くの中小企業でよくあるのが「とりあえず作ったけれど成果が出ない」というホームページです。
これは、経営の方向性やターゲットが整理されていないまま制作が進んでしまうことが原因の一つです。
中小企業診断士は、
- 会社の強み・弱みを整理する
- 競合や市場の状況を分析する
- 顧客が求めている価値を明確にする
といった経営の基盤を整える専門家です。これらの視点をホームページ制作に反映させることで、ただ「見た目がきれいなサイト」ではなく、成果に直結するサイトを作る一助となります。
ホームページ制作の現場でありがちな課題
実際にこんな悩みをよく耳にします。
- 何をお願いすれば良いのかわからない
- 自社の強みをどう表現すればいいのかわからない
- 制作会社が言われたことはやってくれるが提案はしてくれない
これらは、経営の整理がないまま「ホームページを作ること」自体が目的になってしまっている典型例です。
経営の視点を持って制作にあたれば、
- 経営者の理念や言葉をWebの表現に落とし込む
- 企業や商品サービスの強みに掲載内容を提案
- 制作後の効果測定(アクセス解析やKPIの設定)まで視野に入れられる
といった内容が当然含まれるようになります。
集客だけではない、採用やブランディングにも直結
ホームページは「集客のための広告塔」と思われがちですが、それだけではありません。
- 採用活動では「働く環境が伝わるか」
- 取引先に対しては「信頼感を与えられるか」
- 地域や顧客に対しては「ブランドイメージを伝えられるか」
といった多面的な役割を担っています。
中小企業診断士の資格を取得して、経営戦略全体を踏まえて「今、どの役割を強化すべきか」を整理できる用になったと感じており、単なる集客サイトではなく、会社の成長を後押しするホームページ制作につなげたいと考えています。
まとめ:ホームページ制作にも経営の視点を
ホームページ制作は、単なるデザイン作業ではありません。
経営の方向性、顧客のニーズ、自社の強み――これらを踏まえて設計することで、初めて成果を出すことができます。
中小企業診断士の知識は、その土台を固めるのに非常に有効だと思いました。今後も成果を出せるホームページを制作すべく、尽力していきます。