こんにちは、旭川でホームページ制作やWebマーケティングを行いつつ、中小企業診断士もしている岩間創作室です。
ホームページを制作する時におすすめしているのが「お客様の声」コンテンツの掲載です。本サイトが医者の不養生状態なのは置いておいて笑、「お客様の声」は、問い合わせの数に直結します。
本記事では、なぜ「お客様の声」が効果的なのか、その詳しい理由と活用ポイントをご紹介します。
第三者の声は信頼されるから
ホームページでは、事業者が好きな内容を好きなように発信できます。逆にいうと、事業者がどれだけ「丁寧な対応です」「成果が出ます」と謳っても、それはあくまで“自分で言っているだけ”と捉えられる可能性もあります。
求人に「アットホームな職場です」と書いてあるのと同様ですね。
一方で、実際にサービスを利用したお客様が語る言葉には、リアルな体験と信頼感があります。これは口コミサイトやレビュー文化が広がった現代だからこそ、より強く感じる傾向です。
たとえば旭川のような地方都市では、掲載されている「お客様の声」のお客様が知人であるケースもあるでしょう。知っている業者が「良かった」と言っていれば、より安心感が増すでしょう。
「誰が」「どんな課題を」「どう解決したか」が伝わる
「お客様の声」を掲載するのは第1歩として良いことです!ただ、「満足しています」と載せるだけではもったいないんです。
- 導入前の悩み
例:◯◯が壊れた、集客がうまくいっていない、業務効率が悪い - 依頼の決め手
例:技術力がありそう、親切に対応してくれそうだった - 業務中の対応
例:こまめにやり取りできて安心だった - 成果
例:売上が増えた、採用応募が増えた、◯◯が直った・きれいになった
といった具体的な内容が書かれていると、これを読む新規のお客様が「自分も同じように改善できるかも」と自分ごととして想像しやすくなります。
地域ビジネスでは「信頼の連鎖」が生まれる
弊事業所が拠点とする北海道旭川のような地方では、都市部以上に「信頼のネットワーク」が物を言います。たとえば、地元の同業者や知っている店舗の名前が載っていると、
「あの会社も頼んでるなら大丈夫そう」
という心理が働きます。これはWeb広告やパンフレットでは得られない効果です。
実名・会社名・顔写真付きで掲載できると、信頼度は何倍にも跳ね上がります。
「文章が苦手」というお客様にも配慮
「感想を書いてください」とアンケートをお願いしても、「何を書けばいいかわからない」「文章が苦手」という方は少なくありません。
そうした場合は、簡単なインタビュー形式でヒアリングを行い、制作者側で文章をまとめるのがおすすめです。
ポイントは、
- できるだけ自然な言葉を使うこと
- 内容をお客様に確認してもらうこと
- 感謝や成果だけでなく、課題だったことや不安も含めること
お客様の体験を丁寧に引き出すことで、読み手の心に届くコンテンツになります。
記事としてコンテンツ制作を行うだけでなく、インタビューを動画にして掲載する方法もあります。
まとめ・お客様の声制作のポイント
「お客様の声」は、ただの“おまけコンテンツ”ではありません。
信頼を可視化し、共感を生む強力なコンテンツです。
特に地域密着型ビジネスでは、顔が見える事例やリアルな声が、ホームページの成果を大きく左右します。
お客様の声制作ポイント
- できるだけ実名・会社名・顔写真付きにする
- 導入前の悩み・依頼の決め手・業務中の対応・成果 を掲載
- 言語化が苦手なお客様にはインタビュー形式をとる
これからホームページを作る・リニューアルする方は、ぜひ「お客様の声」の掲載を検討してみてください。制作者としても、そこにこそ“信頼されるWebサイト”を作るヒントがあると感じています。
「アンケート項目を何にしたら良いかわからない」「インタビューの方法がわからない」「手間がかかるのでやりたくない」……
岩間創作室は、ホームページ制作だけでなく、コンテンツ制作のお手伝いもしています。お客様の声掲載についてもっと知りたいという方は、ぜひご相談ください。